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高次脳機能障害の家族会「ぷらむ熊本」で「高次脳機能障がい者の財産管理」について講演しました。高次脳機能障害者は一見して障害がわからないために,財産トラブルに巻き込まれることが少なくありません。未成年であれば親権者等による法律行為の取り消しの制度がありますが,成人の場合に有効な手立てとなるのが成年後見制度です。講演会に続いて相談会を開き,個別のご相談を受けました。
弁護士会の交通事故委員会を開きました。小研修では聴力障害の事例をとりあげました。
(公財)日弁連交通事故相談センターの第2部会の会議と研修に参加しました。研修のテーマは「加重障害」でした。すでになんらかの障害を持っている人が交通事故にあって新たな障害を負ったりもともとの障害が重くなったりした場合には,被害者側弁護士として注意すべきことがあります。
西日本新聞の「「ほう!」な話」に「等級認定に納得できないときは」が掲載されました。
福岡県弁護士会交通事故委員会を開きました。小研修は,最近よく問題になる脳脊髄液減少症の事例報告でした。自賠責だけでなく裁判でもなかなか認められませんが,現状は被害者が正当に救済されていないと感じます。平成24年7月の横浜地裁判決については「交通事故重要裁判例」で紹介しています。
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福岡・翼の会(http://www.f-tsubasa.org/)は,私が理事長を務める、高次脳機能障がいを抱えた当事者とその家族を支援するNPO法人です。福岡市の天神で,高次脳機能障がい者を対象とした地域活動支援センター「翼」を運営し,家族交流会・相談会・バスハイク等のイベントなど,さまざまな家族会活動をしています。