近況

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2012年

内容
今年も交通事故に始まり交通事故に終わった一年でした。日頃の怠惰がたたり,
 行く年や山にこもりて山の酒(三好達治)
の念願はなかなか果たせませんが,家族そろって新年が迎えられることに感謝します。みなさまもよいお年をお迎えください。

12月

12/18
福岡市役所の交通事故相談担当者を対象にした「交通事故アドバイザー研修」(24年度第3回)を行いました。テーマは自転車が加害者となった事故と,外国人留学生の逸失利益です。福岡でも自転車の増加にともなって相談が増えています。保険関係にも注意が必要です。留学生の逸失利益は,将来の生活状況の予想が問題になります。
12/16
あいあいセンターをお借りして,「福岡・翼の会」のクリスマス会が開かれました。盛りだくさんの内容で,準備も大変だったと思います。職員とボランティアのみなさん,おつかれさまでした。この一年を振り返ると苦労もありましたが,一歩一歩確実に前進しています。来年も楽しくがんばりましょう。
12/14
交通事故委員会の小研修で,刑事事件における被害者参加制度について報告を受けました。委員会終了後は忘年会!この委員会もここ数年若手の参加者が増え,心強い限りです。来年も,交通事故にかかわる弁護士のレベルアップ,そして何より自分自身のレベルアップに取り組みます。3月には弁護士会で損保料率機構から講師を招いての研修を予定しています。
12/9
春日市のクローバーホールで開かれた福岡県の高次脳機能障害講演会に参加しました。福岡県の高次脳機能障害支援事業の一環です。講師は千葉県千葉リハビリテーションセンターの太田令子先生,テーマは「子どもの高次脳機能障害について」でした。子どもの高次脳機能障害は,最近とくに注目が集まっている分野です。大人にくらべてTBI(外傷性脳損傷)によるものが多く,交通事故による高次脳機能障害をライフワークとしている私にとって大変重要なテーマです。私が扱った事案の半数余りも子ども(18歳以下)の交通事故事案が占めています。自我形成期(3歳~)と人格形成期(10歳~)では,発達段階に応じて必要なアプローチが異なるという指摘はなるほどと思いました。

内容
事務所の前は裁判所のお堀です。初冬の冷たい風に蓮の葉はすっかり枯れました。敗荷(はいか)というそうです

11月

11/26
(公財)日弁連交通事故相談センター第2部会の会議と研修に参加しました。研修は,園高明弁護士による「車両損害に関する最近の裁判例の動向」。交通事故紛争処理センターで示談あっせんを担当していたときも,評価損はしばしば問題になり,苦労したことを思い出します。
11/17
「ぷらむ熊本」の講演会(熊本県山鹿市)に参加しました。講師は特定非営利活動法人・高次脳機能障碍者支援「笑い太鼓」(豊橋市)の星川さんと「脳外傷友の会みずほ」(名古屋市)の尾山さんの愛知コンビ。お二人とも息子さんが交通事故で高次脳機能障害を負われました。「みずほ」は日本初の高次脳機能障害の家族会で,2000年には北海道の「コロポックル」,神奈川の「ナナ」とともに日本脳外傷友の会を設立されました。「笑い太鼓」はグループホームの運営,多機能型障害福祉サービス事業などを精力的に展開しておられ,各地の家族会の目標になっています。お二人のお話は以前にも聞く機会がありましたが,今回もその乗り越えてこられた困難の大きさに打たれるとともに,家族会の大切さを改めて感じました。
11/16
交通事故委員会の研修で,社会保険給付があった場合の損益相殺的調整(調整の対象となるのは元本か遅延損害金か,損害が填補されたと評価する時期はいつか)に関する平成22年の最高裁判決(9月13日と10月15日)について報告を受けました。損益相殺には,この問題のほかにも控除の客観的・時的・主観的範囲や過失相殺との先後などいくつかの問題があります。
11/10
「福岡・翼の会」のレクリエーションに参加しました。耳納連山の麓で酒蔵見学と柿狩りです。このような「息抜き」が当事者や家族にとってどれほど大切かあらためて感じました。

そのあと福岡県の法律相談会に特別相談員として出席しなければならなかったので,心ゆくまでワインの試飲ができなかったのが残念でした。最寄りの田主丸駅の駅舎は河童のデザインです。

10月

10/19
交通事故委員会の研修で,無保険車事故について報告を受けました。加害車両に任意保険がついていない時でもあきらめてはいけません。保険についての正確な専門的知識は,交通事故を扱う弁護士の必修科目です。
10/4
福岡市役所の交通事故相談担当者を対象に,「交通事故アドバイザー研修」(24年度第2回)を行いました。テーマは外貌醜状の逸失利益等と駐車場内の事故です。損保は外貌醜状の逸失利益を認めないことが一般ですが,裁判所ではかならずしもそうではありません。駐車場内の事故の過失割合は別冊判例タイムズの基準をそのままあてはめられず,しばしば悩むところです。

9月

9月
9/28〜29
富山市で開かれた日本脳外傷友の会の全国大会に参加しました。懇親会には,当事者や家族だけでなく各分野の専門家も多く参加しておられ,久しぶりにお目にかかる方もありました。とくに子供の高次脳機能障害(今大会のテーマ)についての栗原まな医師の講演は勉強になりました。子どもの場合,成長過程にあり脳が可塑性に富むという理由で損害額を低くしようとする損保側の主張がしばしばなされますが,実状はしばしば逆であるようです。「脳外傷の子どもたち」(M.ラッシュほか 明石書店)にも同様の指摘があります。

大会の後秋の北アルプス縦走を楽しむつもりでしたが,台風のため断念し,富山観光をしてきました。写真は五箇山の合掌造りの里です。
9/27
あさかぜ基金法律事務所の研修(第2回)を行いました。テーマは「脊椎・脊髄に関わる後遺障害」で,むち打ちなどの末梢神経障害,脊髄損傷,脊柱の変形・運動障害等を解説しました。あわせてXP・CT・MRIの基礎知識についても説明しました。「医学的なことは医者まかせ」では,後遺障害事案をきちんと扱うことはできません。正当な後遺障害等級を得るためには,弁護士にも基礎的な医学知識が必要です。
9/24
東京で(公財)日弁連交通事故相談センター第2部会(「青本」を作っているところです)の会議に参加しました。会議後は,「脊髄損傷と転換性障害」についての研修。いつもながら充実した内容でした。研修の講師側になることが多い私にとって貴重な機会です。「脊髄損傷事案は双方の弁護士の力量の差がはっきりと出るので勉強が必要」との説明がありました。そのとおりだと思います。
9/19
福岡県弁護士会で,司法修習生向けの不法行為(交通事故事件)の講義をしました。被害者が正当な補償を得るためには弁護士の力が必要であること,交通事故事件は誰にでもできる事件ではなく,弁護士としての基礎的な力を付けるとともに専門的な研鑚を積むことが必要であることなどを話しました。
9/14
弁護士会の交通事故委員会の小研修(第39回)。間接損害(企業損害)について報告されました。
9/6
弁護士過疎地に派遣する弁護士の養成のために九州弁護士会連合会が設立した「弁護士法人あさかぜ基金法律事務所」の弁護士を対象に,「自賠責保険の基礎」の講義を行いました。自賠責保険を含む自動車保険制度は,後遺障害とならんで交通事故事件を扱う弁護士(専門家を自称するならなおさら)がもっと真剣に勉強すべき分野です。
9/1
高次脳機能障害者とその家族のNPO法人「福岡・翼の会」の理事会に出席しました。「翼の会」は,より充実した活動を行うため認定NPO法人を目指しています。

8月

8/30
第2回弁護団会議を開きました。
8/24
弁護士会の交通事故委員会の小研修(第38回)で,損保代理人をしている弁護士に「モラルリスク事案」について解説してもらいました。
私はこんな弁護士です。弁護士 小野 裕樹
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高次脳機能障害
高次脳機能障害
高次脳機能障害

脳の外傷が原因で起こる高次脳機能障害について私が力を入れるようになったきっかけや、どのような症状が現れるのか、障害認定における問題点、裁判の争点などを解説いたします。

取扱い事例
取扱い事例

私が実際に扱った、高次脳機能障害の事例を紹介いたします。事例ごとに被害の状況や事故の状態は異なり解決方法も違いますが、どのような事案があるのか、参考にご覧ください。

福岡交通事故弁護団

福岡交通事故相談室は私(弁護士小野裕樹)が代表を務める福岡交通事故弁護団と連携してます。福岡交通事故弁護団は、交通事故事件を専門に取扱っている、実務経験も豊富な交通事故相談の弁護士のチームです。情熱をもって、事故・事件に対応しております。私たちがどのような理念を持ち、交通事故事件と向き合っているのか、またどのような弁護士で構成されているのかをご紹介いたします。メンバー一人ひとりの詳細なプロフィールも掲載しておりますので、ご相談の前にぜひご覧ください。

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事故の慰謝料について
事故の慰謝料について

入通院、死亡・後遺症、精神的苦痛に対しては慰謝料の請求ができます。
交通事故の慰謝料について、どのような場合にどのくらいの金額が認められるかを「傷害慰謝料(入通院慰謝料)」「後遺障害慰謝料」「死亡慰謝料」のそれぞれに関して、慰謝料が通常より増額される場合などについて、わかりやすく丁寧にご説明いたします。

費用について
費用について

弁護士費用は、保険会社の示談提示がある場合や訴訟になった場合などで異なってきます。福岡交通事故相談室における弁護士費用に関して、ケースごとに詳細に掲載しております。
※弁護士費用特約がある場合、弁護士費用の負担が無くなるか軽減されます。

交通事故の重要裁判例